「一人暮らしを始めたから料理に挑戦しよう」と意気込んだけれど「1コンロでシンクもほとんどスペースのないキッチンのため続かなかった」という人も多いかと思います。
しかし狭いキッチンでもやり方や仕組みを変えれば、ストレスなく料理することができて習慣化することが出来ます。
そこでこの記事では、狭いキッチンでスムーズに作業をするための様々な空間づくりアイデアを紹介していきます。
まずは材料をカットしたり、下準備するメインの作業スペースを確保することから始めましょう。しかし、狭いキッチンではシンクに全くスペースがないものも多くあります。
そんな時は流しスペースに天板をはめ込んで、作業スペースを新しくつくりましょう。 使用する天板は、ホームセンターの資材コーナーやオンラインの木材通販サイトで購入が可能です。
流しスペースのサイズをしっかりと測ったら、好みの木材を選びサイズを指定して注文しましょう。
また、天板は必要な時以外はキッチンの隅に立て掛けておけるため邪魔になりません。
次に料理の間、ものを置いておくためのスペースとして折りたたみスツールがおすすめです。
作業前の調理器具や食材を折りたたみスツールに置くことで、メインの作業スペースがごちゃごちゃせず、スムーズに作業することができます。
こちらも不要の時は、折りたたんで立て掛けておくことで省スペース化が可能です。
折りたたみスツール使用(写真: small dish)
100円ショップのアイテムには狭いキッチンで役に立つものが多くあります。今回は2つの便利アイテムを紹介します。
1つ目はプラスチックケースです。狭いキッチンによく見られる洗いもの置き場にプラスチックケースをのせれば、下準備した食材や調味料を置くサブスペースとして活用することができます。
2つ目はマルチスタンドで、料理の最中に菜箸やトングといった高さのある保管するのに使えます。
マグネット式なので、冷蔵庫や洗濯機のサイドに付けておけば邪魔になりません。洗う時はマルチスタンドを外してシンクに移動させれば効率的に作業ができます。
プラスチックケース使用(写真: small dish)
マルチスタンド使用(写真: small dish)
料理はつくるだけでなく片付けも必要です。片付けの中でも、生ゴミの処理は手間がかかり大変です。
生ゴミは野菜を下準備する際に必ずでますし、料理の食べ残しも処理しなければなりません。
そのため、生ゴミの保管に蓋付きのボックスを用意しましょう。料理で動く際邪魔にならないように小さめのものを選ぶと良いです。
また、ボックスのサイズに合ったビニール袋を中にセットしてゴミ出しの時はそれを外して使います。
蓋をすれば匂いも防げますが、気になる時は生ゴミの匂いを消すスプレーもあるので併せて使ってみましょう。
生ゴミ用ボックス(写真: small dish)
以上、作業スペースを確保するための様々なアイデアを紹介してきました。
最初から十分なスペースのあるキッチンに越したことはありませんが、やり方や仕組みを変えれば「狭くて料理に向かないキッチン」を「コンパクトで料理しやすいキッチン」にすることもできます。
むしろ頭を使って工夫することにより学びがあることは間違いありません。
ぜひ「狭い」という制約を楽しんで、料理習慣化に向けて挑戦していきましょう。
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